『信じる』と『信頼する』
ほとんど同じ意味に感じますか?
私は、この
『信じる』と『信頼する』の言葉の
ニュアンスの違いに気が付いてから、
特に、子育ての場面や
ヒプノセラピーのセッションで
クライアントさんの潜在意識に向き合うときには、
この『信頼する』という言葉のニュアンスを意識することを大切にしています。
『信じる』
という言葉を使うとき、
私たちは、信じた先の結果を無意識にイメージしていることが多い気がします。
「私は、あなたを信じてる。」
(だから、結果を期待しているよ!!)
と。
例えば、
「お母さん、信じてるからね!」
(だから、運動会で1等賞とろう)
(だから、次のテストで〇番以内に入ろう)
(だから、明日こそ学校に行こう!)
(だから、入試で○○高校合格!)
もしセッションなら
「私はあなた(の潜在意識)を信じています。」
(だから、このセッションで必ず望む結果を得てほしい。)
(だから、このセッション凄かったって思われたい。)
とかね(^^♪
これがもし、
「私は、あなたを信頼してる。」
だったらどうでしょう。
「お母さん、あなたを信頼してる。」
(以上。)
セッションで
「クライアントさんの潜在意識の在りようを信頼して、寄り添います。」
(以上。)
そこに、何も期待や執着がない感じがしませんか?
相手からの期待や執着がなく、
自分がそのままでまるっと受け入れられている感じがしませんか?
そして、相手をまるっと受け入れることで、
自分自身もそのままでまるっと受け入れられているように感じませんか?
私はそんな感じがして、
『信頼する』という言葉を好んで使うことが多いです。